こんにちは。
本日もお越しくださり、ありがとうございます。
初めて習字をはじめるとき、
まず、筆の持ち方から始まり、横画の書きかたを教えます。
「筆を斜めに置いて、筆を立てたまま横に運びます」
「トン・スー・トンと書きます」
…言葉にするとこのような感じですが、
この筆を斜めに置くということが伝わりにくいです。
斜めに置いてますが、角度がそれぞれ違いますね。
横画だけでなく、縦画も同じです。
小学生の生徒には、どの角度が一番いいか分かりづらいです。
どの角度がいいかといいますと、
45度の入り方が一番いいです。
(中国の書の、いわゆる“古典”は書によってこの角度が様々ですが、“書写”で考えますとこの入り方が一般的です)
しかし、45度といっても分かりづらいですね。。。
そこで、ひらがなに書く“濁点”です!
斜めに書きますね!
なかなか、縦向きだったり、横向きだったりしませんよね…
濁点を打つように筆を置くと、きれいな入り方ができます。
横画でも縦画でも、筆の入り方は同じです。
このように生徒に伝えたら、
「分かりやすい!」
そして、書いた作品がこちらです。
筆の入りがよくなりました!
他のクラスでも、練習していきます!
些細なことですが、
こうして「小さなできた!」は自信につながります。
今日も一歩、一歩積み重ねていきます。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。