うまく書けないということ

こんばんは。

 

本日もお越しくださり、ありがとうございます。

 

 

今週も通信のお稽古しております。

通信のお稽古は、マンツーマンで行なっていますので、

ピンポイントで指導することができます。

 

書いたものを見て、どこをどうするか指導します。

そして、書いて…

…すぐにうまく書けることは、“まれ”です。

一回ではなかなか納得いく字を書くことはありません。

 

 

今日のお稽古中、

なかなかうまく書けずに、だんだん顔が曇ってきた生徒がいました。

 

「うまく書けなくってもいいんだよ」

 

そう声をかけました。

 

「うまく書けなかったら、次どうしたらいいか考えて、書いてみる。

それでも書けなかったら、もう一回考えて書いてみればいいんだよ。

そうやって何回も書くことで、書けるようになるからね。」

 

トライアンドエラーです。

 

そうしていっぱい練習しました。

 

 

“うまく書けない”ということは

「うまく書きたい」

「本当はもっとうまく書けるのに」という気持ちがあります。

だから、“うまく書けない”と悩むのです。

だから、上達していくのです。

 

 

他の生徒も、

硬筆の指導の時、食い入るように画面越しに私の書きかたを見ていました。

 

やはり、なかなかすぐにはうまくいきませんが、

ちょっとずつ、形が整ってきました。

 

 

うまく書けなくてもいいんです!

大切なのは、

どうしたら書けるかなと考えること。

 

どうしてもわからなかったら、先生も一緒に考えます。

 

 

一緒に「小さなできた」積んでいこうね。